地主の取りを借りて、建物を建てた場合に借地権が生まれます。この借地権の中も地上権があることで、建物を登記すると建物を建てた土地の60%前後は土地を借りている人の持ち物になります。つまり、借地権は大切な財産になります。

自分の財産になるのであれば、借地権を第三者に売却することもできるのでは?と考える人もいるでしょう。借地権は第三者に売却することができます。ただし、土地の所有者である主の承諾が絶対条件となります。土地を貸している人と借りている人がお互いに話し合うことで了解を得るというのが一般的ですが、地主の中には土地を使わないのであれば返して欲しい、別の人に土地を貸して借地経営を続けたいという人もいます。過去の経緯やお互いの感情などが複雑に絡まり合うことで、トラブルに発展することもあります。

お互いが自分の権利を主張することで、こじれてしまう可能性もあり、借地権の法律や借地権の売買に詳しい不動産業者や弁護士などを間に入れて、話し合いを進めていく方法もあります。また地主が借地権の売却に関して交渉を続けても承諾をしない場合には、異議申し立てをすることで裁判所が代わりに許可を出せるようになっており、これを借地非訴手続きと言います。